合唱のピアノ伴奏事情。

合唱の伴奏って難しいのかというと一概に言えません。

今回は、『子どものピアノ教室』として、
【伴奏者の立場】からと【選ぶ側からの視点】について書いてみたいと思います。

オーディションをするのはなぜ?

昨今は、昔とは違ってクラスでピアノを習っている子が多いと聞きます。

なので、学校の音楽の先生は、それを選ぶためにオーディションみたいなものをされるようです。

でも、流石にその子の持つピアノの演奏の能力までは推し量れませんから、困る事もあられるでしょう。

ピアノを教える立場から言うと、一人一人の演奏のレベルがわかっているので、なぜ選ばれないんだろうと思う事ももちろんあります。

だから、オーディションをするのはある意味、公平なのかもと思います。

ただし、オーディションまでの日数を考慮に入れないと演奏のレベルはわかりずらいかもしれません。

学校の音楽、或いは行事に等に合わせて伴奏の募集をするのですから、オーディションまで、1.2週間だったら、譜読みの能力の問題になってくるのではないかと思います。

【譜読みの速さ】と【演奏能力】は別物だからです。

合唱伴奏に必要な演奏のレベルとは

曲をもらった時、『この曲弾けるかな?』思うでしょうが、そうではなくて、『直ぐに譜読みが出来るかな?』の方がとても重要です。

音が即座にわかって、リズムが理解できないと演奏に結びつきません。

楽譜が読めて、初めて演奏に移れるわけですから、それから、『弾けるかな?』だと思います。

そうなると、短い期間で仕上げる事を要求される合唱の伴奏は、譜読みの早い子が断然有利ですね。

譜読みの早い子は、合唱の伴奏などにも向いていると思います。

次に、拍を正確に演奏できる事が必要です。
一人で演奏していて、弾ける弾けないにかかわらず、曲の速さが早くなったり遅くなったりしないように演奏出来る必要があります。

伴奏者が、自分が得意な部分は早く弾けて、不得意な部分は遅くなる…ようでは、歌の子供たちは、どんなふうに歌えばいいのでしょう!困りますね。

合唱の伴奏に必要なテクニックは

コンクールなどで、賞をもらうような子でも合唱の伴奏は、とても苦手とする子供もいます。

一人で演奏する場合は、ある意味、他人に合わせる必要がないからです。
自分で好きなように演奏しても、通用するからなんですね。
寧ろ、それが必要だったりします。

また、合唱の伴奏は、ある意味、常に本番のように弾けないといけないので、本番の練習として常に間違ったとしても、【弾きなおさない】【音を加えない】という事が出来ないといけないと思います。

合唱の伴奏に必要な能力としては、全員で練習するまでの間に自分の伴奏を仕上げておく事が必要になりますから、ある程度ピアノが弾けないと困るのも本当です。

合唱が仕上がっていく間、合唱担当の子供たちが歌の練習する間に合わせて合唱の伴奏が出来あがっていけばいいという事ではないからなんですね。

でも、生徒さん達がとても気にする、上手・下手はあまり問われないと思うので、曲の難易度を心配したりせず、譜読みなどが得意なら、大いに挑戦してみるのを勧めたいです。

最近、小学校でのクラス合唱の伴奏曲を弾きたがる生徒さんが増えて来ました。 とても嬉しい事です。 以前もボランティアなので…と言う...