指の形を治すために、取っている手立て。最初が一番肝心です。

手の形は、鉄棒を握ったり、物をつかむのに適しているように作られているので手をゆる~く構えた時は、指が、横一直線に並んでいませんよね。

ピアノを弾く時も一緒。
指が横一直線に並んだまま弾く事はありません。

一般に、一番長いと思われる中指は、演奏中は、黒鍵(黒い鍵盤)と黒鍵の間まで入り込んで演奏していたりします。

そこで、まずは、指の形を治そうというわけです。しばらくしてから・・慣れてからと言っているともう癖づいてきますから、それから直すのは、至難の業です。

最初のレッスンが肝心

さて、新しい生徒さん、最初のレッスンでは、こんな形で鍵盤を弾こうとする事が多いです。

指が並んでいないばかりか、同じ場所で、同じ横並びの場所で弾こうとするので、短い指が、鍵盤から落っこちていたりします。

シール無し鍵盤

また、横一直線に指を並べようとするので、長い指が変な風に曲がってしまう事もあります。

そして親指は、演奏時は、指の大体横の位置で弾きますが、最初は、指の腹で弾こうとする為、指の腹の形を押し付けるつけるみたいな感じになっちゃっています。

まずは、最初で、形をしっかりと説明します。

最初は、よくこちらの言う事に耳を傾けていますから、1回目から、むしろ体験レッスンの時からがチャンスだと思っています。

ある程度の年代の生徒さんには、弾き方を示しながら、指を触りながら口で説明してみます。

理解の早い生徒さんは、これで気を付けるようになるとだんだんと直ってくるようです。

小さい生徒さんになると流石に、なかなかわからない時もありますから、だいたいの鍵盤の位置をシールで張っちゃいます。

シール付き鍵盤

シール付き鍵盤 手首の上のカップアイスは、手首を振らないようにする為ですが、遊びたくてうずうず…(^^ゞ

シールの上に指をちゃんと乗せた時の上から見た図は、こんな感じです。

上から見るとこんな感じです。

最初、レッスンをスタートする時は、みんな同じ歳ではないので、それぞれの学年や、発達段階に応じての説明になりますが、それでも、伝えないよりは、伝えたほうがいいと思っています。

鍵盤の場所はどこを弾いてもいい

鍵盤は、長いです。
白い鍵盤は、特に奥行きがありますよね。

演奏する時は、鍵盤の手前を弾くというきまりはありません。
演奏のその時その時に適した位置に動いていきます。

ですから、必ずこの形で弾くという事ではありませんが、手前の鍵盤の位置だけではなくて、奥の方も弾いていいんだという事がわかってくるといいかなと思います。

なので、第1ポジション(ド・レ・ミ・フ・ァ・ソまで)の場所で、指の確認を使う間だけ、シールを使って、【鍵盤の長い位置は、どこでも弾いていいんだ】というのが解ってくればいいかなと思います。

わかってきたら、シールは取って下さいね。

指の形は、レッスンでも繰り返し繰り返し伝える事ではあります。
何より指の形が治ると弾きやすくなって、どんどん上級の曲に挑戦しやすくなるからです。

でも、中にはなかなか治らない生徒さんも確かにいます。
でも、あきらめずに、繰り返し繰り返し、しつこく伝える方がいいと思っています。
楽しくピアノを弾くために必要な事だと思うからです。